# チュートリアルについて
LINE CLOVAは、LINEが開発およびサービスを提供しているAIプラットフォームです。あなたのサービスにCLOVAを通じて話しかけるために、Custom Extension(スキル)を作成しましょう。
# Extensionとは
Extensionは、CLOVAの機能を拡張するウェブアプリです。CLOVAでは、次の2種類のExtensionをサポートしています。
Extensionの種類 | 説明 |
---|---|
Custom Extension | CLOVAに新しい機能を追加するExtensionです。音楽、ショッピングなど、外部サービスと連携した機能も提供できます。Custom Extensionは、エンドユーザーには「スキル」という名前で提供されます。 |
CLOVA Home Extension | IoTデバイス制御サービスを提供するExtensionです。このチュートリアルでは取り扱いません。CLOVA Home Extensionについて詳しくは、CLOVA Developer Centerのドキュメントの「CLOVA Home Extensionを作成する (opens new window)」を参照してください。 |
このチュートリアルの目的は、基本的なCustom Extensionを開発することで、Custom Extensionの開発の流れを理解することです。
チュートリアルでは、説明を簡単にするために、一部の設定を省略したり簡略化したりしています。Extensionについて詳しくは、CLOVA Developer Centerの「ドキュメント (opens new window)」を参照してください。
# チュートリアルを開始するための準備
チュートリアルを開始するための準備として、CLOVAスキルのチャネルとCustom Extension(チュートリアルスキル)を作成し、チュートリアルのコードをHeroku (opens new window)にデプロイします。
作成したチャネル、およびデプロイしたコードは、すべてのチュートリアルで共通して使えます。
なお、LINE DevelopersコンソールおよびCLOVA Developer Center (opens new window)には、スマートフォンのLINE CLOVAアプリにログインしているLINEアカウントでログインしてください。
LINE DevelopersコンソールでCLOVAスキルのチャネルを作成し、CLOVA Developer CenterでCustom Extensionを作成します。
詳しくは、「CLOVA Developer CenterでCustom Extensionを作成する」を参照してください。
Herokuにアプリケーションを作成し、チュートリアルのコードをデプロイします。
詳しくは、「チュートリアルのコードをHerokuにデプロイする」を参照してください。
# (チュートリアル1)こんにちは
チュートリアル1では、CLOVAデバイスが以下のように応答するスキルを作成します。
# チュートリアル1のスキルを作成する
チュートリアル1のスキルを作成します。
CLOVA Developer Centerで作成したCustom Extension(チュートリアルスキル)に、ExtensionサーバーのURLを登録します。
詳しくは、チュートリアル1の「ExtensionサーバーのURLを設定する」を参照してください。
チュートリアルスキルの対話モデルを作成します。
詳しくは、チュートリアル1の「対話モデルを作成する」を参照してください。
# (チュートリアル2)コーヒーを2杯お願いします
チュートリアル2では、CLOVAデバイスが以下のように応答するスキルを作成します。
# チュートリアル2のスキルを作成する
チュートリアル2のスキルを作成します。
CLOVA Developer Centerで作成したCustom Extension(チュートリアルスキル)に、ExtensionサーバーのURLを登録します。
詳しくは、チュートリアル2の「ExtensionサーバーのURLを設定する」を参照してください。
チュートリアルスキルの対話モデルを作成します。
詳しくは、チュートリアル2の「対話モデルを作成する」を参照してください。
# (チュートリアル3)コーヒーをお願いします。2杯お願いします
チュートリアル3では、マルチターンを使って、CLOVAデバイスが以下のように応答するスキルを作成します。
マルチターンとは
マルチターンは、複数回の発話から、ユーザーの1つの意図を構築するために使う方法です。複雑なサービスになると、ユーザーが1回発話するだけでは、すべての情報を聞き出せない場合があります。そのようなときは、マルチターン(複数回)の発話によって、ユーザーから必要な情報をすべて聞き出すようにします。
CLOVA Developer Centerの「マルチターン対話をする (opens new window)」も参照してください。
# チュートリアル3のスキルを作成する
チュートリアル3のスキルを作成します。
CLOVA Developer Centerで作成したCustom Extension(チュートリアルスキル)に、ExtensionサーバーのURLを登録します。
詳しくは、チュートリアル3の「ExtensionサーバーのURLを設定する」を参照してください。
チュートリアルスキルの対話モデルを作成します。
詳しくは、チュートリアル3の「対話モデルを作成する」を参照してください。
# (チュートリアル4)LINEへメッセージを送信する
チュートリアル4では、ユーザーがCLOVAデバイスと対話した内容をもとに、LINEのボットからユーザー宛てにメッセージが送信されるスキルを作成します。
基本的な対話フローは、チュートリアル3と同じです。飲み物(coffeeType)と数(count)がそろったときに、LINEでメッセージが送信されます。
# Messaging APIのチャネルとチュートリアル4のスキルを作成する
Messaging APIのチャネルとチュートリアル4のスキルを作成します。
LINE Developers ConsoleでMessaging APIのチャネルを作成します。
詳しくは、チュートリアル4の「Messaging APIのチャネルを作成する」を参照してください。
CLOVA Developer Centerで作成したCustom Extension(チュートリアルスキル)に、ExtensionサーバーのURLを登録します。
詳しくは、チュートリアル4の「Custom Extensionを設定する」を参照してください。
対話モデルは、チュートリアル3で作成したものをそのまま使用できます。