# スターターアプリを試してみる iOS向けのLINEログインスターターアプリを実行すると、iOSアプリで[LINEログイン](https://developers.line.biz/ja/docs/line-login/overview/)がどのように動作するかをすぐに理解できます。 ## 前提条件 スターターアプリをビルドして実行するには、以下が必要です。 - Xcode 14.1以降 ## 定義済みのサンプルチャネルを使ってスターターアプリを試してみる LINEヤフー株式会社が提供するサンプルチャネルを使ってスターターアプリを試すには、以下の手順に従います。 1. [LINE SDK for iOS Swiftのオープンソースリポジトリ](https://github.com/line/line-sdk-ios-swift)をクローンします。 ```sh $ git clone https://github.com/line/line-sdk-ios-swift.git ``` 1. `LineSDK.xcworkspace`ファイルを開きます。 1. `LineSDKSample`プロジェクトをビルドします。スターターアプリがSimulatorで起動します。 ### 自分のチャネルを使ってスターターアプリを試してみる スターターアプリを、自分のチャネルにリンクすることもできます。チャネルを作成していない場合は、LINE Developersコンソールで[作成します](https://developers.line.biz/console/register/line-login/channel/)。チャネルを作るときは、[プロバイダー](https://developers.line.biz/ja/glossary/#provider)を選択または作成してください。 作成したチャネルに、スターターアプリをリンクするには、以下の設定を行います。 - LINE Developersコンソールで、「[アプリをチャネルにリンクする](https://developers.line.biz/ja/docs/line-login-sdks/ios-sdk/swift/setting-up-project/#linking-app-to-channel)」に従って設定を行う。 - アプリのバンドルIDを、自分のチャネルに設定したバンドルIDに変更する。 - `Config.xcconfig`ファイルの`LINE_CHANNEL_ID`の値を、自分のチャネルのIDに変更する。 ## スターターアプリを実行する iOSデバイスまたはSimulatorを使用してアプリを実行します。初回ログイン時に、アプリがプロフィール情報にアクセスすることを許可する必要があります。 [**Log in with LINE**]ボタンをタップし、アプリ連携ログインを使ってログインします。 デバイスにLINEがインストールされていて、ログイン済みである場合は、LINE認証情報を入力せずに自動的にスターターアプリにログインできます。そうでない場合は、デバイスのブラウザにログイン画面が開きます。ここでは、LINE認証情報を入力する必要があります。 ### LINE SDKの機能を試す アプリにログインした後でメニュー項目をタップして、LINE SDKの以下の機能を試すことができます。 一般ユーザーは以下の機能を実行できます。 - ユーザーをログアウトする - ユーザープロフィールを取得する - アクセストークンを検証する - チャネルにリンクされたLINE公式アカウントとユーザーの間の友だち関係を取得する 画面上のその他の機能は、限られたユーザーのみが実行できます。