# LINEミニアプリの仕様 LINEミニアプリの開発に関する仕様を説明します。 ## HTML5サポート LINEミニアプリを開発する場合は、[HTML5](https://html.spec.whatwg.org/)のほとんどの仕様を使用できます。たとえば、[Geolocation API](https://www.w3.org/TR/geolocation/)を使用して、ユーザーの位置情報を取得し、近くの店舗の情報をユーザーに提供できます。Google Maps APIなど、HTML5と互換性のあるほとんどのMap APIも使用できます。 ![](https://developers.line.biz/media/line-mini-app/mini_map_api.png) ### 対応メディア形式 HTML5でサポートされているメディア形式は、LINEミニアプリでサポートされています。以下のHTML5の仕様を参照してください。 - [img 要素](https://html.spec.whatwg.org/multipage/embedded-content.html#the-img-element) - [Media 要素](https://html.spec.whatwg.org/multipage/media.html) ### ブラウザにおけるHTML5のサポート状況 外部ブラウザにおけるHTML5のサポート状況を調べるには、以下のサイトが便利です。 - [https://caniuse.com](https://caniuse.com/) ## 対応プラットフォームとバージョン LINEミニアプリは、[LIFF](https://developers.line.biz/ja/docs/liff/overview/)を使用して開発します。そのため、LINEミニアプリの対応するOSバージョンとLINEバージョンは、LIFFの[推奨環境](https://developers.line.biz/ja/docs/liff/overview/#operating-environment)に準拠しています。 **注意** サポートされているバージョンは、予告なしに変更される場合があります。 ### 外部ブラウザでLINEミニアプリを開く場合 **2025年10月1日より外部ブラウザでLINEミニアプリを利用できるようになりました** 外部ブラウザでLINEミニアプリを開いた場合に、表示される画面が変更されました。詳しくは、2025年9月26日のニュース、「[LINEミニアプリにおいて、2025年10月1日よりすべてのユーザーがウェブブラウザでサービスを利用できるようになります](https://developers.line.biz/ja/news/2025/09/26/mini-app-browser/)」を参照してください。 LINE未使用ユーザー、もしくは[ディープリンク](https://en.wikipedia.org/wiki/Mobile_deep_linking)が動作しない状況にあるLINEユーザーが、[外部ブラウザ](https://developers.line.biz/ja/glossary/#external-browser)でLINEミニアプリを開くと、以下の図のようなページが表示され、LINEミニアプリをスマートフォン版LINE([LIFFブラウザ](https://developers.line.biz/ja/glossary/#liff-browser))で開くように案内されます。ページ内の[**ウェブブラウザで開く**]をタップすると、LIFFのエンドポイントURLのページがウェブブラウザで表示されます。 ![](https://developers.line.biz/media/line-mini-app/landing-page-ja.png) ## LIFFの対応バージョン LINEミニアプリは、[LIFF](https://developers.line.biz/ja/docs/liff/overview/)を使用して開発します。 LINEミニアプリで使用できるLIFF SDKの最小バージョンはv2.1です。 LINEミニアプリでは、LIFF v2.1.xが提供するすべてのLIFF APIを使用できます。