# 既読API(旧) **既読をつける新しいエンドポイントを使用してください** 既読API(旧)は引き続き使用できますが、ユーザーからのメッセージに既読をつける処理をこれから実装する場合は、Messaging APIの「[メッセージに既読をつける](https://developers.line.biz/ja/reference/messaging-api/#mark-as-read)」エンドポイントを使用してください。「メッセージに既読をつける」エンドポイントは申請なしに使用でき、またチャット機能との併用も可能です。 **オプション機能を利用するには手続きが必要です** 本ドキュメントに記載の機能は、所定の申請等を行った法人ユーザーのみがご利用いただけます。自社のLINE公式アカウントでご利用になりたいお客様は、担当営業までご連絡いただくか、[弊社パートナー](https://www.lycbiz.com/jp/partner/sales/)にお問い合わせください。 ## 概要 既読API(旧)を利用すると、特定のユーザーから送信されたすべてのメッセージに「既読」を表示できます。 ## 自動既読設定機能の無効化について LINE公式アカウントは、ユーザーからメッセージを受信したときに自動的に、「既読」を表示する設定になっています(自動既読設定機能)。ただし、既読API(旧)を使用する際は、この設定が無効化されます。 その結果、既読API(旧)を使用するLINE公式アカウントでは、既読API(旧)のリクエストを送信しない限り、ユーザーからのメッセージに「既読」が表示されなくなります。 **既読を表示するタイミングについて** ユーザーから新しいメッセージが送信されたときに、必ず既読API(旧)のリクエストを送信することを推奨します。リクエストを送信する前にユーザーにメッセージを送信すると、ユーザーの画面には「既読」が表示されないまま、LINE公式アカウントからメッセージが送信されたように見えます。 ## チャット機能との併用について LINE公式アカウントでは、[LINE Official Account Manager](https://manager.line.biz/)やLINE公式アカウント管理アプリのチャット機能でユーザーに応答できます。 このチャット機能と、既読API(旧)は併用できません。既読API(旧)の利用を開始した場合、チャット機能が利用できなくなってしまうため、注意してください。 ## 失敗した既読API(旧)のリクエストを再試行する 既読API(旧)のリクエストを送信した際に、ステータスコード500番台のエラーが発生したり、リクエストがタイムアウトしたりした場合は、リクエストを再試行してください。 なお、リクエストの再試行が成功するまでの間にユーザーから新しいメッセージを受信した場合、新しいメッセージを含むすべてのメッセージに「既読」が表示されることに注意してください。 ## リファレンス API仕様について詳しくは、『法人ユーザー向けオプションAPIリファレンス』の「[既読API(旧)](https://developers.line.biz/ja/reference/partner-docs/#mark-as-read)」を参照してください。