LINEのAPIが、新たにHTTP/2に対応します。
# 対象APIのドメイン名
- api.line.me
- api-data.line.me
- access.line.me
# 対応HTTPバージョン
変更前と変更後の差異については、以下の表を参照してください。
HTTPバージョン | 変更前 | 変更後 |
---|---|---|
HTTP/2 | ❌ | ✅ |
HTTP/1.1 | ✅ | ✅ |
HTTP/1.0 | ✅ | ✅ |
# 変更予定日時
2020/08/04 12:00 ~ 16:00 JST (GMT+9)
# 影響
上記のAPIを利用している場合は、変更後の対応HTTPバージョンで疎通できることを確認してください。
なお変更後に、HTTP/2およびTLS 1.3に対応しているクライアントから上記のAPIを利用する場合、ハンドシェイクのオーバーヘッドが減って接続効率が上がります。
最新のプロトコル(HTTP/2およびTLS 1.3)を利用するためには、開発環境(JDKやその他の開発言語)やLINE SDKを最新バージョンへアップグレードすることを推奨します。
- LINE SDK for iOS Swift
- LINE SDK for iOS Objective-C
- LINE SDK for Android
- LINE SDK for Unity
- LINE SDK for Flutter
# その他の変更点
日本国外から対象APIにアクセスする場合、上記と同時に次の2点が変更されます。
TLS 1.3を利用できるようになります
TLS 1.3への対応について詳しくは、「LINEのAPIがTLS 1.3に対応しました」を参照してください。
SSLルート認証局がGlobalSignに変更されます
SSLルート認証局の変更について詳しくは、「LINEのAPIでSSLルート認証局が変更されました」を参照してください。
LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。