# ニュース: #サポート終了 の記事

2023/02/06

【更新】2023年2月6日をもってLIFFアプリに対するトークルームの内部識別子の提供を廃止しました

2023年2月7日追記

提供廃止の影響」を更新しました。

2022年12月27日および2023年1月25日にお知らせしたとおり、2023年2月6日をもって、LIFFアプリに対するトークルームの内部識別子(1対1トークID、グループID、トークルームID)の提供を廃止しました。

LIFFアプリの機能について見直しを行った結果、LIFFアプリに対するトークルームの内部識別子の提供を廃止する判断となりました。この仕様変更は、LIFFのバージョニングポリシーとは関係なく、すべてのLIFF SDKに適用されます。LINEミニアプリはLIFFで提供される仕組みを利用しているため、LINEミニアプリについても同様です。

# 廃止日

2023年2月6日

# 提供廃止の影響

LIFFアプリに対するトークルームの内部識別子の提供廃止による影響は、以下のとおりです。

なお提供廃止の対象となったトークルームの内部識別子を保存していた場合は、削除をお願いいたします。詳しくは、セキュリティ&プライバシーの「LINEのトークルーム識別子のサードパーティへの連携に関するお知らせとお詫び (opens new window)」を参照してください。

# 影響1. liff.getContext()の戻り値

liff.getContext()は、LIFFアプリが起動された画面(1対1のトーク、グループトーク、複数人トーク、または外部ブラウザ)に関する情報を取得するためのメソッドです。

仕様変更後は、このliff.getContext()の戻り値で、以下の内部識別子の代わりに、ランダムな文字列が返るようになります。このランダムな文字列は、LIFFアプリを開くたびに変わります。

  • 1対1トークID(utouId
  • グループID(groupId
  • トークルームID(roomId

詳しくは、『LIFF APIリファレンス』の「liff.getContext()」を参照してください。

# 影響2. LINEログインでアクセストークンを発行、更新、検証するAPIの戻り値

LIFFアプリの動作に必要なスコープとして、chat_message.writeを選択していた場合、以下のエンドポイントでレスポンスのスコープ(scope)にトークルームの内部識別子(1対1トークID、グループID、トークルームID)が含まれていました。

仕様変更後は、このレスポンスのスコープに、トークルームの内部識別子が含まれなくなります。

変更前(現在) 変更後
chat_message.write:UU29e6eb36812f484... chat_message.write

詳しくは、『LINEログイン v2.1 APIリファレンス』の「アクセストークンを発行する」、「アクセストークンを更新する」、「アクセストークンの有効性を検証する」を参照してください。

# 代替方法

現在、「提供廃止の影響」で示した内部識別子に依存したLIFFアプリを提供していた場合、以下のような代替方法を検討してください。

# トークルームの内部識別子の代わりに独自に発行したIDを使用する

ユーザーがアクセスするLIFF URL(https://liff.line.me/{liffId})に対して、トークルームごとにサービスが独自に発行したIDを付与することで、サービス側からトークルームの判別を行うようにしてください。

例:https://liff.line.me/{liffId}/?talk_id={サービスが独自に発行したID}

現在の実装例 代替方法
  1. ユーザーがLIFFアプリを開く
  2. ユーザーがLIFFアプリ上で「ゲーム部屋を作る」「シェアする」などの操作を行う
  3. liff.shareTargetPicker()liff.sendMessages()を用いてユーザーがLIFF URL(https://liff.line.me/{liffId})をトークルームに共有する
  4. サービスがliff.getContext()の戻り値に含まれるトークルームの内部識別子を元にセッションを生成する
  1. ユーザーがLIFFアプリを開く
  2. ユーザーがLIFFアプリ上で「ゲーム部屋を作る」「シェアする」などの操作を行う
  3. サービスが独自のIDを付与したURL(https://liff.line.me/{liffId}/?talk_id={サービスが独自に発行したID})を生成する
  4. liff.shareTargetPicker()liff.sendMessages()を用いてユーザーがURLをトークルームに共有する
  5. サービスが2次リダイレクト先URLに含まれる独自に発行したIDを元にセッションを生成する

なおLIFF URLの扱いについては、「LIFFアプリ開発ガイドライン」に従ってください。

詳しくは、『LIFFドキュメント』の「2次リダイレクト先URLを作成する」を参照してください。

# Webhookイベントに含まれるグループIDやトークルームIDを使用する

LIFFアプリのliff.getContext()で戻り値からグループIDやトークルームIDを取得していた場合は、Messaging APIのWebhookイベントから取得する形での代替が可能です。

現在の実装例 代替方法
  1. グループトークや複数人トークにLINE公式アカウントが参加する
  2. LINE公式アカウントがLIFF URLをトークルームに共有する
  3. ユーザーがLIFF URLからLIFFアプリを開く
  4. LIFFアプリのliff.getContext()で戻り値からグループIDやトークルームIDを取得する
  5. 取得したグループIDやトークルームIDを用いてグループトークや複数人トークにプッシュメッセージを送る
  1. グループトークや複数人トークにLINE公式アカウントが参加する
  2. Messaging APIのWebhookイベントでグループIDやトークルームIDを取得する
  3. 取得したグループIDやトークルームIDを用いてグループトークや複数人トークにプッシュメッセージを送る

詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「1対1のトークまたはグループトークや複数人トークでのWebhookイベント」および『Messaging APIリファレンス』の「Webhookイベントオブジェクト」を参照してください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2022/10/26

2023年3月30日をもってCLOVAデバイス向けのCLOVAアシスタントサービスを終了します

2023年3月30日をもって、CLOVAデバイスにおけるCLOVAアシスタントサービスを終了します。

これに伴い、開発者自身がCLOVAデバイス向けのスキルを作成できるCLOVA Extensions Kitの運用も停止します。

# 詳細

LINEはAIスピーカーなどのCLOVAデバイス(CLOVA WAVE、CLOVA Friends、CLOVA Friends Mini、CLOVA Friends Dock、CLOVA Desk)向けに、音声操作による各種機能を可能にするCLOVAアシスタントサービスを提供してきました。しかしながら、2023年3月30日をもってサービスを終了することになりました。

CLOVAデバイスのビルトインスキルと共に、CLOVA Extensions Kitで開発されたCustom Extensionも同日で運用を停止します。

また、Custom Extensionを一般公開するためのスキル審査については、2023年2月28日をもって受付を終了します。

2023年3月31日以降は、CLOVAデバイスに対して話しかけてもスキルを起動できません。

# スケジュール

サービス終了に伴うスケジュールは次のとおりです。

日付 内容
2022/10/31 JST(GMT+9) CLOVAデバイスの販売を終了
2023/2/28 JST(GMT+9) スキル審査の受付を終了
2023/3/30 JST(GMT+9)

# サービス終了後のデータ取扱について

CLOVA Developer Center (opens new window)に登録されたデータは、2023年4月以降に削除されます。

LINE Developersコンソールに登録されたCLOVAスキルチャネルおよびプロバイダーついては、開発者自身が削除する必要があります。お手数をおかけしますが、ご協力をお願いします。

2022/06/29

LINE DevelopersサイトのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了しました

2022年6月29日をもってLINE DevelopersサイトのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了しました。

# 対象サイト

LINE DevelopersサイトLINE DevelopersコンソールFlex Message Simulatorを含む)

# SSL/TLSの対応プロトコルバージョン

TLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了しました。TLS1.2以上で引き続きご利用いただけます。

# サポート終了日

2022/06/29 JST(GMT+9)

# 影響

古いブラウザ、パソコン、スマートフォンなどでは、LINE Developersサイトが順次閲覧できなくなります。お使いの環境がTLS 1.1以下の通信にのみ対応している場合は、TLS 1.2以上で通信できるよう、OSやブラウザ等のバージョンアップを行ってください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2022/04/01

2022年3月31日をもって、Messaging APIの「LINE独自のUnicode絵文字」を廃止しました

2021年11月30日および2022年2月28日にお知らせしたとおり、2022年3月31日をもって、「LINE独自のUnicode絵文字」を廃止しました。

# 廃止日

2022/3/31 JST(GMT+9)

# 影響

「LINE独自のUnicode絵文字」が順次表示されなくなります。この変更は、2022年3月31日以降、予告なく行われますが、時期は未定です。また、この変更は廃止前に送信済みの「LINE独自のUnicode絵文字」にも適用されます。

廃止前 廃止後
廃止前の「LINE独自のUnicode絵文字」 廃止後の「LINE独自のUnicode絵文字」

なお、廃止後の見た目は予告なく変更される可能性があります。

# 代替方法

emojisプロパティを使った「LINE絵文字」を利用してください。詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「送信可能なLINE絵文字リスト」を参照してください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2022/02/28

【リマインド】2022年3月31日をもって、Messaging APIの「LINE独自のUnicode絵文字」を廃止します

2021年11月30日にお知らせしたとおり、「LINE独自のUnicode絵文字」を2022年3月31日に廃止します。

# 廃止日

2022/3/31 JST(GMT+9)

# 影響

2022年3月31日以降、「LINE独自のUnicode絵文字」が順次表示されなくなります。なお、この変更は廃止前に送信済みの「LINE独自のUnicode絵文字」にも適用されます。

廃止前 廃止後
廃止前の「LINE独自のUnicode絵文字」 廃止後の「LINE独自のUnicode絵文字」

# 代替方法

emojisプロパティを使った「LINE絵文字」を利用してください。詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「送信可能なLINE絵文字リスト」を参照してください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/11/30

2022年3月31日をもって、Messaging APIの「LINE独自のUnicode絵文字」を廃止します

現在、Messaging APIで送信可能な絵文字として、次の3種類を提供しています。

  • LINE絵文字
  • Unicode絵文字
  • LINE独自のUnicode絵文字(非推奨)

このうち、以前より非推奨となっていた、「LINE独自のUnicode絵文字」を2022年3月31日に廃止します。

# 廃止日

2022/3/31 JST(GMT+9)

# 影響

2022年3月31日以降、「LINE独自のUnicode絵文字」が順次表示されなくなります。なお、この変更は廃止前に送信済みの「LINE独自のUnicode絵文字」にも適用されます。

廃止前 廃止後
廃止前の「LINE独自のUnicode絵文字」 廃止後の「LINE独自のUnicode絵文字」

# 代替方法

emojisプロパティを使った「LINE絵文字」を利用してください。詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「送信可能なLINE絵文字リスト」を参照してください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/11/29

2021年12月31日をもってLINE TVのサービスを終了します

2021年12月31日をもちまして、タイで提供している動画配信サービス「LINE TV」を終了いたします。

関連するドキュメントおよびAPIリファレンスは、2021年12月下旬に予告なく削除される予定です。

# 対象となるプロダクト

  • LINE TVアプリ(iOS、Android、Huawei)
  • LINE TVウェブサイト
  • LINE TV APIおよびデータ

# サービス終了予定日

2021年12月31日 JST(GMT+9)

なおサービス終了の日時は、予告なく変更される可能性があります。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/10/01

2021年10月1日をもってLIFF v1を廃止しました

2021年9月17日にお知らせしたとおり、LIFF v1を2021年10月1日に廃止いたしました。

なお、サーバーAPIにつきましては、LIFF v1とは異なるスケジュールで管理されているため、今回の廃止対象ではありません。

# 対象バージョン

LIFF v1

LIFF v1をお使いの場合はLIFF v2へ移行してください

LIFF v2への移行について詳しくは、2021年4月5日にお知らせした「LIFF v2に移行する」を参照してください。

# 廃止日

2021/10/01 JST(GMT+9)

# 影響

今後、LIFF v1 SDKのURL(https://d.line-scdn.net/liff/1.0/sdk.js)の参照、およびLIFF v1 APIの利用が順次できなくなります。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/09/17

2021年10月1日をもってLIFF v1を廃止します

2021年4月5日にお知らせしたとおり、LIFF v1は非推奨期間を終了し、2021年10月1日に廃止いたします。

# 対象バージョン

LIFF v1

LIFF v1をお使いの場合はLIFF v2へ移行してください

LIFF v2への移行について詳しくは、2021年4月5日にお知らせした「LIFF v2に移行する」を参照してください。

# 廃止日

2021/10/01 JST(GMT+9)

# 影響

2021年10月1日以降、LIFF v1 SDKのURL(https://d.line-scdn.net/liff/1.0/sdk.js)の参照、およびLIFF v1 APIの利用が順次できなくなります。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/09/01

2021年8月末をもってLINE APIのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了しました

2021年5月13日、および2021年8月24日にお知らせしたとおり、2021年8月末をもってLINE APIのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了しました。

# 対象となるLINE APIのドメイン名

  • api.line.me
  • api-data.line.me

特定のサービスに限らず、当該ドメイン名のLINE APIはすべて対象となります。

# SSL/TLSの対応プロトコルバージョン

TLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了しました。

プロトコルバージョン 2021年8月末まで 2021年9月以降
TLS 1.3
TLS 1.2
TLS 1.1
TLS 1.0
SSL 3.0
SSL 2.0

# サポート終了日

2021/08/31 JST(GMT+9)

# 影響

今後、TLS 1.0もしくはTLS 1.1を利用したAPIリクエストは順次エラーとなり、LINE APIが利用できなくなります。お使いの環境がTLS 1.1以下だった場合は、TLS 1.2以上で通信できるよう、OSやOpenSSL等のバージョンアップを行ってください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/08/24

【リマインド】2021年8月末をもってLINE APIのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します

2021年5月13日にお知らせしたとおり、2021年8月末をもってLINE APIのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します。

# 対象となるLINE APIのドメイン名

  • api.line.me
  • api-data.line.me

特定のサービスに限らず、当該ドメイン名のLINE APIはすべて対象となります。

# SSL/TLSの対応プロトコルバージョン

TLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します。

プロトコルバージョン 2021年8月末まで 2021年9月以降
TLS 1.3
TLS 1.2
TLS 1.1
TLS 1.0
SSL 3.0
SSL 2.0

# サポート終了予定日

2021/08/31 JST(GMT+9)

なお日時は、予告なく変更される可能性があります。

# 影響

LINE APIに対するリクエストの送信元がTLS 1.2以上に対応していなかった場合、LINE APIが利用できなくなります。お使いの環境がTLS 1.1以下だった場合は、TLS 1.2以上で通信できるよう、OSやOpenSSL等のバージョンアップを行ってください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/06/15

2021年6月末をもって、MIDをユーザーIDに変換するAPIの提供を終了します

LINEログイン v1を利用していた方向けのお知らせです

このニュースは、2018年に提供終了したLINEログイン v1を利用していた方のみを対象としています。最新バージョンのLINEログイン v2.1や、LINEログイン v2.0をご利用中の開発者には影響はありません。

2021年6月末をもって、MIDをユーザーIDに変換するAPIの提供を終了します。

当該APIは、LINEログイン v1からLINEログイン v2.0への移行時に、MIDをユーザーIDに変更する必要があったため、LINEログイン v1を利用されていた開発者に向けて一時的に提供していたものです。詳しくは、2018年2月28日のニュース、「LINEログイン v1の提供終了予定について」を参照してください。

# 対象API

  • MIDをユーザーIDに変換する
  • 複数のMIDを一括で変換する

なお当該APIに関するドキュメントの提供は既に終了しています。

# 提供終了予定日

2021/06/30 JST(GMT+9)

なお日時は、予告なく変更される可能性があります。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/05/13

2021年8月末をもってLINE APIのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します

2021年8月末をもってLINE APIのTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します。

# 対象となるLINE APIのドメイン名

  • api.line.me
  • api-data.line.me

特定のサービスに限らず、当該ドメイン名のLINE APIはすべて対象となります。

# SSL/TLSの対応プロトコルバージョン

TLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します。

プロトコルバージョン 2021年8月末まで 2021年9月以降
TLS 1.3
TLS 1.2
TLS 1.1
TLS 1.0
SSL 3.0
SSL 2.0

# サポート終了予定日

2021/08/31 JST(GMT+9)

なお日時は、予告なく変更される可能性があります。

# 影響

LINE APIに対するリクエストの送信元がTLS 1.2以上に対応していなかった場合、LINE APIが利用できなくなります。お使いの環境がTLS 1.1以下だった場合は、TLS 1.2以上で通信できるよう、OSやOpenSSL等のバージョンアップを行ってください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/03/01

【更新】LIFFアプリおよびLINEミニアプリのパーマネントリンクのリダイレクト設定から「置換(後方互換性モード)」が廃止されました

2020年11月20日にお知らせしたとおり、2021年3月1日に、LINE Developersコンソールで[LIFF URLの追加情報の処理方法]の[置換(後方互換性モード)]が廃止されました。 現在、すべてのLIFFアプリおよびLINEミニアプリのURLは[連結]で開きます。

LIFF URLの追加情報の処理方法

[置換(後方互換性モード)]で動作してしまうケース

2021年3月1日以降も、LIFF SDK v2.2.1以下といった[連結]をサポートしていない環境では、[置換(後方互換性モード)]で動作しますが、LIFFアプリおよびLINEミニアプリの正常な動作は保証されません。LIFF SDK v2.3.0以上へのバージョンアップをお勧めします。

# [置換(後方互換性モード)]から[連結]への移行

既存のLIFFアプリおよびLINEミニアプリが[置換(後方互換性モード)]を利用していた場合は、以下の2点を行い、[連結]に対応する必要があります。

# LIFF SDKのバージョンをv2.3.0以上にする

v2.3.0よりも前のバージョンは[連結]をサポートしていないため、v2.3.0以上にバージョンアップを行います。

すでにv2.3.0以上のバージョンをお使いの場合は、バージョンアップは不要です。

# エンドポイントURLとLIFF URLを[連結]に対応させる

連結]に設定が切り替わると、LINE Developersコンソールの[エンドポイントURL]に指定したパスやクエリパラメータ(/2020campaign/?key=value)が、2次リダイレクト先に含まれるようになります。そのため、[置換(後方互換性モード)]設定時と同じエンドポイントURLやLIFF URLでは、意図しないURLへリダイレクトされる可能性があります。

連結]に対応するように、[エンドポイントURL]とLIFF URLを修正してください。

置換(後方互換性モード)]と[連結]の違いは、『LIFFドキュメント』の「2次リダイレクト先URLを作成する」を参照してください。

設定変更後は正しくLIFFアプリおよびLINEミニアプリが開くか検証してください

既存のLIFFアプリおよびLINEミニアプリの設定を[連結]に移行したら、必ず新しい設定で正しくアプリが開くか検証してください。正しく開かない場合、LIFF SDKのバージョンや、[エンドポイントURL]およびLIFF URLを[連結]に適した設定に修正します。

# [連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換する(2021年7月1日追記)

2021年7月1日追記

2021年5月31日に告知したとおり、「[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換するコード例」は2021年6月末をもって提供終了しました。

LIFFアプリおよびLINEミニアプリが[連結]に移行した後も、[置換(後方互換性モード)]の仕様で2次リダイレクト先URLに遷移させる必要がある場合は、[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換する関数をご使用ください。

[置換(後方互換性モード)]の処理方法で2次リダイレクト先URLを生成したい場合のみご使用ください

[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換する関数は、これまでどおり[置換(後方互換性モード)]と同じ処理方法で、2次リダイレクト先URLを生成したい場合の情報です。すでにアプリが[連結]に対応している場合は、関数の使用は不要です。

また、この関数は[置換(後方互換性モード)]廃止に伴う一時的な対応策として提供するものであり、コードの利用を積極的に推奨するものではありません。LIFFアプリおよびLINEミニアプリを正しく[連結]に対応させることが、最も矛盾がなく整合性のとれた解決策になります。

この関数は期間限定で掲載しています

『LIFFドキュメント』の「[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換するコード例」は、[置換(後方互換性モード)]廃止に伴う[連結]への移行のサポートを目的としています。[置換(後方互換性モード)]廃止後一定期間が経過したら、該当のページは削除される可能性があります。ページ削除後もコードの処理内容を確認したい場合は、事前に[連結]で生成された2次リダイレクト先URLを変換する関数をダウンロードするのダウンロードリンクから関数をダウンロードし、必要に応じて参照してください。

2021/02/08

Webhook通知元におけるTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了しました

2020年10月6日2021年1月18日、および2021年1月28日にお知らせしたとおり、Messaging APIのWebhook通知元であるLINEプラットフォームにおいて、以下のアップデートを行いました。

  • SSL/TLSの対応プロトコルバージョン
  • 対応HTTPバージョン
  • リクエストのヘッダーフィールド名
  • 対応ルート認証局
チャットボットが動かなくなったら?

今まで動いていたチャットボットが動かなくなった場合、このアップデートに伴って、LINEプラットフォームからWebhook URL(Webhookの通知先となるボットサーバー)への疎通に失敗している可能性があります。「【リマインド】2021年1月末をもってWebhook通知元におけるTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します」に記載の検証方法を用いて、 疎通確認を行ってください。

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/01/18

【更新】【リマインド】2021年3月1日にLIFFアプリおよびLINEミニアプリのパーマネントリンクのリダイレクト設定から「置換(後方互換性モード)」が廃止されます

2021年2月2日追記

LIFFアプリおよびLINEミニアプリが[連結]に移行した後も、[置換(後方互換性モード)]の仕様で2次リダイレクト先URLに遷移させる必要がある場合の対応方法を追加しました。詳しくは、[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換するを参照してください。

2020年11月20日のお知らせからの変更点

2020年11月20日のお知らせでは、[LIFF URLの追加情報の処理方法]を[連結]に設定すると、[置換(後方互換性モード)]へ戻せなくなる時期を「2021年1月11日」としておりましたが、「2021年1月19日」に変更になりました。更新後のスケジュールについて詳しくは、「廃止までのスケジュール」を参照してください。

2020年11月20日にお知らせしたとおり、2021年3月1日に、LINE Developersコンソールで[LIFF URLの追加情報の処理方法]の[置換(後方互換性モード)]を廃止します。 廃止以降、すべてのLIFFアプリおよびLINEミニアプリのURLは[連結]で開くようになります。

LIFF URLの追加情報の処理方法

現在、[置換(後方互換性モード)]に設定しているLIFFアプリおよびLINEミニアプリは、廃止日までに[連結]へ移行してください。

[置換(後方互換性モード)]の継続

2021年3月1日以降も、LINEバージョン10.10.0以下およびLIFF SDK v2.2.1以下といった[連結]をサポートしていない環境では、[置換(後方互換性モード)]の利用を継続できますが、LIFFアプリおよびLINEミニアプリの正常な動作は保証されません。[連結]への移行をお勧めします。

# 廃止までのスケジュール

時期 説明
2021年1月11日
2021年1月19日
  • 置換(後方互換性モード)]の利用は非推奨になります。
  • 新しくLIFFアプリおよびLINEミニアプリを作成する際に、[置換(後方互換性モード)]が選択できなくなります。
  • 連結]に設定を変更すると[置換(後方互換性モード)]に戻せなくなります。
2021年3月1日 置換(後方互換性モード)]が廃止されるため、すべてのLIFFアプリおよびLINEミニアプリで[連結]に設定が切り替わります。

# [置換(後方互換性モード)]から[連結]への移行

既存のLIFFアプリおよびLINEミニアプリが[置換(後方互換性モード)]を利用している場合は、廃止日(2021年2月28日)までに、以下の3点を行い、[連結]へ移行する必要があります。

# LIFF SDKのバージョンをv2.3.0以上にする

v2.3.0よりも前のバージョンは[連結]をサポートしていないため、v2.3.0以上にバージョンアップを行います。

すでにv2.3.0以上のバージョンをお使いの場合は、バージョンアップは不要です。

# エンドポイントURLとLIFF URLを[連結]に対応させる

連結]に設定を切り替えると、LINE Developersコンソールの[エンドポイントURL]に指定したパスやクエリパラメータ(/2020campaign/?key=value)が、2次リダイレクト先に含まれるようになります。そのため、[置換(後方互換性モード)]設定時と同じエンドポイントURLやLIFF URLでは、意図しないURLへリダイレクトされる可能性があります。

連結]に対応するように、[エンドポイントURL]とLIFF URLを修正してください。

置換(後方互換性モード)]と[連結]の違いは、『LIFFドキュメント』の「2次リダイレクト先URLを作成する」を参照してください。

設定変更後は正しくLIFFアプリおよびLINEミニアプリが開くか検証してください

既存のLIFFアプリおよびLINEミニアプリの設定を[連結]に移行したら、必ず新しい設定で正しくアプリが開くか検証してください。正しく開かない場合、LIFF SDKのバージョンや、[エンドポイントURL]およびLIFF URLを[連結]に適した設定に修正します。

# [連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換するコードを追加する(2021年7月1日追記)

2021年7月1日追記

2021年5月31日に告知したとおり、「[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換するコード例」は2021年6月末をもって提供終了しました。

LIFFアプリおよびLINEミニアプリが[連結]に移行した後も、[置換(後方互換性モード)]の仕様で2次リダイレクト先URLに遷移させる必要がある場合は、[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換する関数をご使用ください。

この関数は期間限定で掲載しています

『LIFFドキュメント』の「[連結]で生成されたURLを[置換(後方互換性モード)]仕様のURLに変換するコード例」は、[置換(後方互換性モード)]廃止に伴う[連結]への移行のサポートを目的としています。[置換(後方互換性モード)]廃止後、一定期間が経過したら削除される可能性があります。削除後もコードの処理内容を確認したい場合は、事前に[連結]で生成された2次リダイレクト先URLを変換する関数をダウンロードするのダウンロードリンクから関数をダウンロードし、必要に応じて参照してください。

2021/01/18

【リマインド】2021年1月末をもってWebhook通知元におけるTLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します

2020年10月6日にお知らせしたとおり、Messaging APIのWebhook通知元であるLINEプラットフォームにおいて、以下のアップデートを予定しています。Webhookをご利用中の方は、移行期間中に新環境からの疎通をご確認ください。

Webhookとは?

WebhookはLINEが提供するMessaging APIの機能の1つです。Webhookとは、ユーザーの友だち追加やメッセージ送信といったイベントを、LINEプラットフォームからプロバイダー(企業や開発者)のボットサーバーに対して、HTTPSのPOSTリクエストで通知する仕組みのことです。

Webhookの通知先となるボットサーバーは、LINE Developersコンソールの「Webhook URL」で指定できます。Webhookについて詳しくは、「メッセージ(Webhook)を受信する」を参照してください。

# SSL/TLSの対応プロトコルバージョン

TLS 1.0、TLS 1.1のサポートを終了します。 移行前後の差異については、以下の表を参照してください。

プロトコルバージョン 移行前 移行後
TLS 1.3
TLS 1.2
TLS 1.1
TLS 1.0
SSL 3.0
SSL 2.0

# 対応HTTPバージョン

移行前後の差異については、以下の表を参照してください。

HTTPバージョン 移行前 移行後
HTTP/2
HTTP/1.1
HTTP/1.0

# リクエストのヘッダーフィールド名

移行に伴い、LINEプラットフォームからWebhookを送信する際に、リクエストヘッダーのフィールド名で大文字・小文字の表記が変更される場合があります。*1

移行前 移行後
ヘッダーフィールド名の例 X-Line-Signature x-line-signature

なお今後もLINE側のサーバ更新に伴って、大文字・小文字の表記は予告なく変更される可能性があります。Webhookを受け取るボットサーバー側では、ヘッダーフィールド名の大文字小文字を区別せずに扱ってください。*2

*1 https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc7540#section-8.1.2 (opens new window)
*2 https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc7230#section-3.2 (opens new window)

# 対応ルート認証局

Webhook URL(Webhookの通知先となるボットサーバー)では、信頼できる認証局で発行されたSSL/TLS証明書を設定してください。自己署名証明書は使用できません。

移行前後の差異については、以下の表を参照してください。

移行前 移行後
使用可能なSSL/TLS証明書 「LINEが信頼する認証局」で発行されたSSL/TLS証明書 一般的なブラウザ等で広く信頼されているルート認証局で発行されたSSL/TLS証明書

なお「LINEが信頼する認証局」のリストは、移行期間終了と同時に公開を停止します。

# 移行期間

2020/10/06 〜 2021/01/31 JST (GMT+9)

# 影響

Messaging APIのWebhookを利用している場合は、移行後のLINEプラットフォームからボットサーバーへ疎通できることを、移行期間中に以下のいずれかの方法で事前に検証ください。

# 検証方法1. Webhook URL検証用のエンドポイントで検証する

Webhook URL検証用のエンドポイントで検証を行ってください。

疎通確認のリクエストにはステータスコード200を返してください

疎通確認の際は、Webhookイベントが含まれないHTTP POSTリクエストが送信されます。この場合も、ステータスコード200を返してください。

Webhookイベントが含まれないHTTP POSTリクエストの例:

{
    "destination": "xxxxxxxxxx",
    "events": []
}

# 検証方法2. LINE DevelopersコンソールからWebhook URLの[検証]ボタンで検証する

LINE DevelopersコンソールからWebhook URLの[検証]ボタンで検証を行ってください。

send target

LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021/01/07

2020年末をもってビーコンイベントのleaveイベントは廃止されました

2020年6月30日、および2020年11月25日にお知らせしたとおり、ビーコンイベントleaveイベントは2020年末をもって廃止されました。

時期 説明
2020年末 廃止
2021年1月6日 Webhookの送信を停止しました
ヒント

そのほかのビーコンイベント(enterイベント、bannerイベント、およびstayイベント)については、引き続きサポートします。

# 影響

ビーコンの電波の受信圏から出たことを検知するには、leaveイベントの代わりにstayイベントを利用するよう、サービスを変更してください。

beacon.type 説明
leave 【廃止されました】ユーザーがビーコンの受信圏から出ました。
stay ユーザーがビーコンの電波の受信圏に滞在しています。
このイベントは、最短10秒間隔で繰り返し送信されます。
新規利用受付は停止しています

2021年1月現在、stayイベントの新規利用受付は停止しています。

leaveイベントの廃止にともない、お客様には多大なご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。LINEは今後もお客様への一層のサービス向上に取り組んでまいります。何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。