# スターターアプリを試してみる

Unity向けのLINEログインスターターアプリでは、UnityゲームでLINEログインがどのように動作するかをすぐに理解できます。

# 前提条件

スターターアプリをビルドして実行する前に、「プロジェクトを設定する」の説明に従って、Unity、iOS、およびAndroid向けに適切な環境を設定してください。

# 定義済みのサンプルチャネルを使ってスターターアプリを試してみる

LINEヤフー株式会社が提供するサンプルチャネルを使ってスターターアプリを試すには、以下の手順に従います。

  1. LINE SDK for Unityのオープンソースリポジトリ (opens new window)をクローンします。

    $ git clone https://github.com/line/line-sdk-unity.git
    
  2. UnityでLINE_SDK_Unityフォルダーのプロジェクトを開きます。

  3. Assets/LineSDK/Demo/Scenes/Mainにあるシーンをビルドし、iOSまたはAndroidにエクスポートします。

  4. エクスポートしたプロジェクト/バイナリファイルをデバイスにインストールします。

注意

サンプルアプリをiOSデバイスにインストールするために、証明書を変更する必要がある可能性があります。証明書がない場合は、[Player Settings] > [Settings for iOS] > [Other Settings]を選択して、[Target SDK]を[Simulator SDK]に設定し、サンプリアプリをiOS simulatorで実行します。

# 自分のチャネルを使ってスターターアプリを試してみる

スターターアプリを、自分のチャネルにリンクすることもできます。チャネルを作成していない場合は、LINE Developersコンソールで作成します。チャネルを作るときは、プロバイダーを選択または作成してください。

作成したチャネルに、スターターアプリをリンクするには、Unityプロジェクトで以下の設定を行います。

  1. File] > [Build Settings]を選択します。

  2. Player Settings]をクリックします。

  3. iPhone, iPod Touch and iPad settingsタブ] > [Other Settings]を選択して、[Bundle Identifier]に、LINE DevelopersコンソールのLINEログインのチャネルの[LINEログイン設定]タブにある[iOS bundle ID]と同じ値を入力します。

    Bundle Identifier

  4. 次の2か所に、LINE DevelopersコンソールのLINEログインのチャネルの[LINEログイン設定]タブにあるAndroidの[パッケージ名]と同じ値を入力します。

    • Product Name
    • Android settingsタブ] > [Other Settings] > [Package Name

    Package Name

  5. メインシーンでLineSDKオブジェクトを選択します。

  6. Line SDK(Script)]の[Channel ID]に、LINEログインのチャネルIDを設定します。

    Channel ID

# スターターアプリを実行する

iOS/AndroidデバイスまたはSimulatorを使用してアプリを実行します。初回ログイン時に、アプリがプロフィール情報にアクセスすることを許可する必要があります。

Login with LINE]をタップし、アプリ連携ログインを使ってログインします。

デバイスにLINEがインストールされていて、ログイン済みである場合は、LINE認証情報を入力せずに自動的にスターターアプリにログインできます。そうでない場合は、ブラウザを使ってログインするように求められます。2番目のシナリオの場合は、LINE認証情報を入力する必要があります。

# LINE SDKの機能を試す

アプリにログインした後でメニュー項目をタップして、LINE SDKの以下の機能を試すことができます。

一般ユーザーが使用できる機能は以下のとおりです。

  • ユーザーをログアウトする
  • ユーザープロフィールを取得する
  • アクセストークンを検証する
  • チャネルにリンクされたLINE公式アカウントとユーザーの間の友だち関係を取得する

表示されるその他の機能は、限られたユーザーのみが実行できます。