LINEプラットフォーム用語集
# E.164
E.164は、国際的に一意な電話番号の形式についての勧告です。E.164の形式は最大15桁で、プラス記号と国番号からはじまります。たとえば、日本(国番号は81
)の電話番号09001234567
をE.164の形式に直すと、+819001234567
になります。読みやすくするために、-
を区切りとして使用しても構いません。
# LINE API
LINEが外部の企業や開発者に向けて提供している、LINEのサービスとの連携が可能になるAPIの総称。
# LINE Messaging API SDK
ライブラリ、ツール、およびサンプルを含む開発キット。このSDKを使えば、Messaging APIを組み込んだボットアプリの開発を簡単に始めることができます。詳しくは、「LINE Messaging API SDK」を参照してください。
# LINE Official Account Manager
LINE公式アカウントを管理し設定するための管理ツール。このツールを使って、LINE VOOMに投稿したり、プロフィールを作成したりできます。
# LINE Simple Beacon
LINEボットの開発者向けの、ビーコンハードウェアの規格。詳しくは、「LINE Simple Beacon (opens new window)」を参照してください。
# LINE Things
LINEが提供するIoTプラットフォーム。詳しくは、「LINE Thingsについて」を参照してください。
# LINE公式アカウント
Messaging APIのチャネルに対して作成される検索可能なLINEアカウント。詳しくは、LINE for Business (opens new window)ウェブサイトを参照してください。
# LINE内ブラウザ
LINEのアプリ内専用のWebブラウザ。LINE内ブラウザを使うとLINEアプリを閉じずにURLを開いてインターネット上のウェブアプリを閲覧することができます。
# LINEプラットフォーム
サードパーティの開発者がアプリにLINEサービスを組み込むためのプラットフォーム。
# LINE Profile+
LINEユーザーのプロフィール情報を管理するサービス。ユーザーがLINE Profile+に登録した情報(氏名、性別、誕生日、電話番号、住所)は、通常のプロフィール情報とは異なり、所定の申請等を行った法人ユーザーのみが取得できます。詳しくは、「LINE Profile+に登録されている情報を取得する」を参照してください。
# LINEログインボタン
LINEログインを使ってユーザーがLINEにログインできるボタン。ウェブアプリやネイティブアプリに組み込むことができます。詳しくは、「LINEログインボタンデザインガイドライン」を参照してください。
# LINE VOOM
LINE内の動画プラットフォーム。
# MID
LINEのユーザーアカウント、グループトーク、または複数人トークを指定する固有のID文字列で、LINEログイン v1で使用していました。LINEログイン v2.0以降では、MIDではなくユーザーID、グループID、またはトークルームIDを使用します。
# Webhook URL
ボットサーバーのエンドポイントのURL。Webhookがトリガーされると、LINEプラットフォームからWebhook URLにリクエストが送信されます。Webhookイベントは、ユーザーがボットとやり取りするとトリガーされます。
# アクセストークン
LINEログインAPIにリクエストを送信するために使用されるトークン。アクセストークンは、ユーザーがLINEログインを使ってアプリにログインし、アプリから要求された権限を付与することに同意すると発行されます。
# アクティブ
サービスの現行のメジャーバージョンです。「アクティブ」期間中は、新機能の追加やバグフィックス、セキュリティの改善などが行われます。
# イメージマップメッセージ
画像を含むメッセージ。この画像内の複数の領域にリンクを設定できます。詳しくは、「イメージマップメッセージ」を参照してください。
# 外部ブラウザ
Chrome、SafariやFirefoxなどLINEアプリ外で開くWebブラウザ。
# カスタムスタンプ
ユーザーが名前などを入力して使えるLINEスタンプ。パッケージごとに指定された最大文字数まで自由にテキストを入力できます。一度購入したスタンプは、何度でもテキストを入力し直すことができます。詳しくは、LINE Creators Marketにあるカスタムスタンプの制作ガイドライン (opens new window)を参照してください。
# 画像カルーセルテンプレートメッセージ
ユーザーがスクロールできる複数のカラムを含む、テンプレートメッセージです。各カラムには画像が含まれます。詳しくは、「画像カルーセルテンプレート」を参照してください。
# カルーセルテンプレートメッセージ
ユーザーがスクロールできる複数のカラムを含む、テンプレートメッセージです。各カラムには、画像、タイトル、説明テキストに加えて、複数のアクションボタンが含まれます。詳しくは、「カルーセルテンプレート」を参照してください。
# コールバックURL
ユーザーがLINEログインを使ってログインした後にリダイレクトされるURL。LINE DevelopersコンソールでアプリのコールバックURLを設定できます。LINEログインの認可リクエストのredirect_uri
パラメータで、コールバックURLを使用します。
# ステータスメッセージ
ユーザーのLINEプロフィールに表示されるメッセージ。このメッセージを使って、考えや気持ちをLINEの友だちに伝えることができます。
# ターゲットリーチ
性別や年齢、地域で絞り込んだターゲティングメッセージの配信先となる友だちの母数です。LINEおよびその他のLINEサービスの利用頻度が高く、属性の高精度な推定が可能な友だちが含まれます。
# チャネル
LINEプラットフォームが提供する機能を、プロバイダーが開発するサービスで利用するための通信路。チャネルは、LINE Developersコンソールで作成できます。
# チャネルID
チャネルの一意な識別子。この値は、LINE Developersコンソールの[チャネル基本設定]ページで確認できます。
# チャネルアクセストークン
LINEプラットフォームへのリクエストにおいて、チャネルの利用権限を持っているかを確認するために使用されるトークン。詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「チャネルアクセストークン」を参照してください。
# チャネルシークレット
チャネルの署名キー。この値は、LINE Developersコンソールの[チャネル基本設定]ページで確認できます。
# テンプレートメッセージ
事前定義されたレイアウトを持つメッセージ。このレイアウトをカスタマイズして使用します。テンプレートメッセージを使って、ユーザーはより簡単にLINE公式アカウントとやり取りできます。テンプレートメッセージのタイプには、ボタン、確認、カルーセル、および画像カルーセルがあります。詳しくは、「テンプレートメッセージ」を参照してください。
# 廃止
サービスは使用できなくなりました。
# 非推奨
「非推奨」期間中は、新機能の追加やバグフィックス、セキュリティの改善は行われません。「非推奨」期間中のサービスの利用はお勧めしません。
# 複数人トーク
複数人での一時的な利用を想定して設計されたトーク。複数人トークには識別子としてトークルームIDが発行されます。LINEバージョン10.17.0以降、LINEの複数人トークはグループトークに統合されました。詳しくは、「複数人トーク」を参照してください。
# プロバイダー
チャネルにアプリを提供する個人または組織。たとえば、個人や企業の名前をプロバイダーとして使用できます。プロバイダーは、LINE Developersコンソールで作成できます。
# プロフィール情報
ユーザーがLINEアカウントに登録しているプロフィール情報。LINEログインやMessaging APIを使うことで、ユーザーID・表示名・プロフィール画像・ステータスメッセージ・言語(Messaging APIのみ)・メールアドレス(LINEログインのみ)を取得できます。LINE Profile+とは異なり、所定の申請は必要ありません。詳しくは、『LINEログイン v2.1 APIリファレンス』の「ユーザープロフィールを取得する」、「IDトークンを検証する」、および『Messaging APIリファレンス』の「プロフィール情報を取得する」を参照してください。
# メッセージスタンプ
ユーザーが任意のテキストを入力して使えるLINEスタンプ。スタンプ1つ1つに最大100文字まで自由にテキストを入力できます。一度購入したスタンプは、何度でもテキストを入力し直すことができます。詳しくは、LINE Creators Marketにあるメッセージスタンプの制作ガイドライン (opens new window)を参照してください。
# メンテナンス
「メンテナンス」期間中は、新機能は追加されませんが、現在のユーザーの利便性を維持するために、バグフィックスやセキュリティの改善が行われます。
# ライフサイクル
サービスのリリースから廃止までを4つの期間(「アクティブ」、「メンテナンス」、「非推奨」、「廃止」)で表現したものです。
# リッチメニューエイリアス
リッチメニューを参照するための識別名。たとえば「リッチメニューの切替」を設定する場合、切替先のリッチメニューIDを直接指定するのではなく、そのリッチメニューIDと紐づくリッチメニューエイリアスを指定します。詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「複数のリッチメニューを切り替える」を参照してください。