# LIFFアプリをチャネルに追加する
LIFFアプリは、LINE DevelopersコンソールでLINEログインのチャネルに追加すると、LINEまたは外部ブラウザで起動できるようになります。
# 始める前に
以下の作業が完了していることを確認します。
- チャネルを作成する
- 「LIFFスターターアプリを試してみる」または「LIFFアプリを開発する」の手順に従って、任意のサーバーにLIFFアプリをデプロイする
# シェアターゲットピッカーを利用するには
LIFFアプリでシェアターゲットピッカー(liff.shareTargetPicker())を利用する場合、開発者は「情報利用に関するお願い」をよく読み、内容に同意していることを明らかにしてください。この同意は、チャネルごとに必要です。
LINE Developersコンソールで、LIFFアプリを追加するLINEログインのチャネルを選択し、[LIFF]タブをクリックします。
[シェアターゲットピッカー]をクリックし、表示された内容をよく読み、[上記の事項に同意する]のチェックボックスをオンにして、[有効化]をクリックします。
# LIFFアプリをチャネルに追加する
1つのチャネルごとに最大30件のLIFFアプリを追加できます。
LINE Developersコンソールで、LIFFアプリを追加するLINEログインのチャネルを選択し、[LIFF]タブをクリックします。
[追加]をクリックします。
以下の項目を設定します。設定は後からでも変更できます。
基本情報
項目 説明 LIFFアプリ名 LIFFアプリの名前。本項目で指定したLIFFアプリ名は、ユーザーに表示されます。
LIFFアプリ名には、「LINE」またはそれに類する文字列、不適切な文字列は含められません。サイズ LIFFアプリの画面サイズ。次のサイズから選択してください。 Compact
Tall
Full
エンドポイントURL LIFFアプリを実装したウェブアプリのURL(例: https://example.com
)。LIFF URLを利用してLIFFアプリを起動した際に、このURLが利用されます。
URLスキームはhttpsである必要があります。なお、URLフラグメント(#URL-fragment)は指定できません。Scope *1 LIFF SDKの一部のメソッドを利用するために必要なスコープ。 openid
:liff.getIDToken()
およびliff.getDecodedIDToken()
を使用するためのスコープ。email
:liff.getIDToken()
およびliff.getDecodedIDToken()
で、メールアドレスを取得するためのスコープ *2profile
:liff.getProfile()
およびliff.getFriendship()
を使用するためのスコープ。chat_message.write
:liff.sendMessages()
を使用するためのスコープ。アカウントの種類によっては、このオプションが[すべて表示]の下に表示されることがあります。 *3
友だち追加オプション *4 友だち追加オプションの設定。 On (normal)
:LIFFアプリの権限の同意画面に、LINE公式アカウントを友だち追加するオプションを追加します。On (aggressive)
:LIFFアプリの権限の同意画面の後に、LINE公式アカウントを友だち追加するかどうか確認する画面を表示します。Off
:LINE公式アカウントを友だち追加するオプションを表示しません。
オプション
項目 説明 ScanQR このチャネルに追加したLIFFアプリで liff.scanCode()
を利用する場合は、オンにします。モジュールモード LIFFアプリをモジュールモードで使用する場合は、オンにします。[モジュールモード]をオンにすると、アクションボタンを非表示にできます。このオプションはLIFFアプリの画面サイズで[Full]を選択している場合のみ表示されます。 *1 法人ユーザー、かつ利用申請をすることで表示されるスコープについては、法人ユーザー向けオプションの「LINE Profile+」を参照してください。
*2 LINEログインのチャネルで、OpenID Connectのメール取得権限を申請した場合のみ表示されます。
*3 LIFFアプリ AからLIFFアプリ Bを開いた場合、遷移後のLIFFアプリ Bでは、chat_message.write
スコープが無効になります。そのため、chat_message.write
スコープが必要なliff.sendMessages()
メソッドはLIFFアプリ Bでは利用できません。詳しくは、「LIFFアプリから別のLIFFアプリを開いた場合の動作について」を参照してください。
*4 LINEログインのチャネルでのみ表示されます。[追加]をクリックします。
LIFFアプリを追加すると、LIFF IDとLIFF URLが作成されます。
項目 説明 LIFF ID LIFFアプリIDです。
例:1234567890-AbcdEfghLIFF URL LIFFアプリへアクセスするURLです。ユーザーがLIFF URLにアクセスすると、LINEヤフー株式会社が提供するLIFFサーバーを経由して、開発者が提供するLIFFアプリのサーバー(エンドポイントURL)にリダイレクトされます。
例:https://liff.line.me/1234567890-AbcdEfgh
# LIFFタブにおけるLIFFアプリの並び順
LINEログインチャネルの[LIFF]タブにおいて、LIFFアプリは以下の並び順で表示されます。
- 2023年5月23日以降にLINEログインチャネルへ追加されたLIFFアプリが、追加日の降順で表示される
- 2023年5月23日より前にLINEログインチャネルへ追加されたLIFFアプリが、順不同で表示される
# その他の操作
LINE Developersコンソールの[LIFF]タブでは、以下の操作も実行できます。
- LIFFアプリの設定を編集する
- LIFFアプリをチャネルから削除する
# 次のステップ
LIFFアプリをチャネルに追加したら、LIFFアプリを開いてみましょう。