# エラー通知

オプション機能を利用するには手続きが必要です

本ドキュメントに記載の機能は、所定の申請等を行った法人ユーザーのみがご利用いただけます。自社のLINE公式アカウントでご利用になりたいお客様は、担当営業までご連絡いただくか、弊社パートナー (opens new window)にお問い合わせください。

# 概要

ユーザーが、LINE公式アカウントを友だち追加したり、LINE公式アカウントにメッセージを送ったりすると、LINE Developersコンソールの「Webhook URL」で指定したURL(ボットサーバー)に対して、LINEプラットフォームからWebhookイベントが送られます。

このWebhookイベント送信に対して、ボットサーバーが応答を返さない、あるいはステータスコード200以外の応答を返したとき、チャネルの管理者はエラーの発生を知らせる通知メールを受け取れます。このオプション機能を「エラー通知」と呼びます。

ボットサーバーからエラーが返ってくると通知メールが送られます

# 送信されるメール

エラー通知で送信されるメールについて説明します。

# メールの宛先

エラー通知のメールは、以下のメールアドレス宛に送信されます。

  • 対象チャネルの[チャネル基本設定]ページに登録されているメールアドレス
  • 対象チャネルに対してAdmin権限を持つユーザーの登録メールアドレス

# メールの種類

エラー通知のメールには、以下の種類があります。

# LINEプラットフォームがエラーの発生を検知したとき

LINEプラットフォームがエラーの発生を検知したときは、以下のようなメールを送信します。なお、メールの内容やエラーメッセージの表記は、予告なく変更される可能性があります。

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件名 Messaging API: Your bot server returned no response or an error - <Channel name>
本文 LINE Platform sent a webhook, but your bot server did not respond or returned an error.
Check the reason and details for the error and your bot server's configuration. Then make any necessary changes so that it can receive webhooks properly.
エラーの詳細 エラーの原因や発生日時などが状況に応じて記載されます。詳細については、メール本文を参照してください。
エラーはLINE Developersコンソールでも確認できます

通知メールで受け取ったエラーの情報は、LINE Developersコンソールでも確認できます。詳しくは、「LINE Developersコンソールの[統計情報]タブ内の[エラー]について」を参照してください。

# LINEプラットフォームがWebhookの再送を停止したとき

Messaging APIチャネルの設定でWebhookの再送を有効にしていた場合、LINEプラットフォームは、ボットサーバーが受け取りに失敗したWebhookを再送します。

そして、一定の期間ボットサーバーの応答がなかった場合に、Webhookの再送を停止し、以下のようなメールを送信します。なお、メールの件名および本文は、予告なく変更される可能性があります。

dummy dummy
件名 Messaging API: Webhook redelivery stopped - <Channel name>
本文 The LINE Platform tried to send the webhook for the event(s), but stopped redelivery due to no response from your bot server.
Please visit the LINE Developers site for details.
エラーの詳細 エラーの原因や発生日時などが状況に応じて記載されます。詳細については、メール本文を参照してください。

Webhookの再送について詳しくは、受け取りに失敗したWebhookを再送するを参照してください。

# 通知メールの例

通知メールの例

# メール本文

メールの内容は以下のとおりです。

項目 説明
Channel ID 対象のチャネルID
Channel name 対象のチャネル名
Reason for error エラー発生原因の概要。詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「エラーが発生した原因を確認する」を参照してください。
Detail for error エラー発生原因の詳細。詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「エラーの詳細を確認する」を参照してください。
Error count エラーの発生回数
Time detected エラーの発生日時

# 通知メール受信時の対応例

たとえば、受信したエラー通知の内容が通知メールの例だった場合、Reason for errorがerror_status_code、Detail for errorが500であるため、エラーが発生した原因を確認することで「ボットサーバーがWebhookリクエストに対して、HTTPステータスコード500をレスポンスした」ということが分かります。

この場合、ボットサーバーは受信したWebhookイベントを正常に処理することができなかったと考えられます。ボットサーバーのWebhookイベントの処理に関するログなどを調査し、問題の発生原因を調査してください。

エラーの調査について

LINEヤフー株式会社では、エラーに関する個別の調査や確認は行っていません。エラーの原因については、チャネルやボットサーバーを管理する開発者自身で対応を行う必要があります。

# LINE Developersコンソールの[統計情報]タブ内の[エラー]について

通知メールで受け取ったエラーの情報は、LINE DevelopersコンソールのMessaging APIチャネルの[統計情報]タブ内の[エラー]でも確認できます。また[TSVファイルをダウンロード]をクリックして、過去に発生したエラーの情報をTSV形式でダウンロードできます。

統計情報]タブ内の[エラー]は、[Messaging API設定]タブで[エラーの統計情報]を有効にしたチャネルでのみ表示されます。エラーの統計情報を有効にする方法について詳しくは、『Messaging APIドキュメント』の「エラーの統計情報を有効にする」を参照してください。

統計情報タブの「エラー」