# 法人ユーザー向けオプションAPIリファレンス
本ドキュメントに記載の機能は、所定の申請等を行った法人ユーザーのみがご利用いただけます。自社のLINE公式アカウントでご利用になりたいお客様は、担当営業までご連絡いただくか、弊社パートナー (opens new window)にお問い合わせください。
# 共通仕様
# ステータスコード
『Messaging APIリファレンス』の「ステータスコード」を参照してください。
# レスポンスヘッダー
法人ユーザー向けオプションAPIのレスポンスには、以下のHTTPヘッダーが含まれます。
レスポンスヘッダー | 説明 |
---|---|
x-line-request-id | リクエストID。各リクエストごとに発行されるIDです。 |
# ミッションスタンプAPI
ミッションスタンプは、ミッションの達成を条件としてユーザーに提供するスタンプです。スタンプをインセンティブに、ユーザーに「ID情報の連携」や「会員登録」、「アンケート回答」などを促すことができます。
# ミッションスタンプを送る(v3)
ユーザーに、任意のタイミングでミッションスタンプを送信します。
「ミッションスタンプを送る(v2)」と異なり、このエンドポイントを呼び出すサーバーのIPアドレスまたはネットワークアドレスを、LINE Developersコンソールに登録する必要はありません。
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/shop/v3/mission
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
# リクエストボディ
to
String
送信先のユーザーID
productType
String
STICKER
productId
String
スタンプセットのパッケージID
sendPresentMessage
Boolean
false
# レスポンス
ステータスコード200
と空のレスポンスボディを返します。
# エラーレスポンス
エラー発生時は、以下のJSONデータを含むレスポンスボディが返されます。
message
String
エラー情報を含むメッセージ。詳しくは、以下の「エラーメッセージ」を参照してください。
# エラーメッセージ
エラーのJSONレスポンスのmessage
プロパティに含まれる、主なエラーメッセージは以下のとおりです。
メッセージ | 説明 |
---|---|
invalid request | to に指定した送信先のユーザーIDが無効です。 |
not found | productId に指定したパッケージIDが無効です。 |
internal error | productId に指定したパッケージIDが無効です。 |
not allowed to use the API | チャネルに、ミッションスタンプAPIの利用権限が付与されていない。 |
not_sales_period | スタンプセットを送信した日時が、スタンプセットの有効期間外です。 |
not sale for country | to に指定した送信先のユーザーの国では、productId に指定したスタンプセットが利用できません。 |
not sale for device | to に指定した送信先のユーザーが利用している端末は、productId に指定したスタンプセットに対応していません。 |
not sale for version | to に指定した送信先のユーザーが利用しているLINEアプリは、productId に指定したスタンプセットに対応していません。 |
# ミッションスタンプを送る(v2)
「ミッションスタンプを送る(v2)」は、2023年5月31日をもって廃止されるため、「ミッションスタンプを送る(v3)」の利用を推奨します。
詳しくは、2023年2月2日のお知らせ、「2023年5月31日をもって、ミッションスタンプを送る(v2)エンドポイントを廃止します」を参照してください。
ユーザーに、任意のタイミングでミッションスタンプを送信します。
このエンドポイントを呼び出すサーバーのIPアドレスまたはネットワークアドレスを、LINE Developersコンソールに登録する必要があります。対象のチャネルの[セキュリティ管理]タブに、サーバーのIPアドレスまたはネットワークアドレスを追加してください。
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/v2/missionSticker/send
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
X-Line-ChannelId
チャネルID。LINE Developersコンソールで確認できます。
X-Line-ChannelSecret
チャネルシークレット。LINE Developersコンソールで確認できます。
X-Line-Trusted-User-With-ACL
ミッションスタンプAPIの利用権限が付与されたときに、割り当てられた値。詳しくは、担当営業にお問い合わせください。
# リクエストボディ
to
String
送信先のユーザーID
messages
Array
packageId
プロパティとisPresent
プロパティを含むオブジェクトの配列。1個のみ指定できます。
messages[].packageId
String
スタンプセットのパッケージID
messages[].isPresent
Boolean
false
# レスポンス
ステータスコード200
と以下のプロパティを含むJSONオブジェクトを返します。
ticketId
String
LINEの内部で使われる値。
ticketId
が返された場合、APIリクエストは成功しています。
# エラーレスポンス
エラー発生時は、以下のJSONデータを含むレスポンスボディが返されます。
message
String
エラー情報を含むメッセージ。詳しくは、以下の「エラーメッセージ」を参照してください。
# エラーメッセージ
エラーのJSONレスポンスのmessage
プロパティに含まれる、主なエラーメッセージは以下のとおりです。
メッセージ | 説明 |
---|---|
authentication failed | 以下のいずれか、または両方です。
|
CHANNEL_MISSION_STICKER_NOT_USABLE | チャネルに、ミッションスタンプAPIの利用権限が付与されていない。 |
# オーディエンスマッチAPI
# レート制限
オーディエンスマッチAPIのAPIリクエストに関するレート制限は、Messaging APIのレート制限と同じです。
# メッセージタイプ
Messaging APIのメッセージタイプをすべて利用できます。
以下のメッセージタイプでは、URIアクション以外のアクションは設定できません。
URIアクション以外のアクションを設定すると、メッセージは送信されません。また、同じリクエストに含まれるその他のメッセージも送信されません。
# サポートされていない機能
オーディエンスマッチAPIでは、以下のプロパティやリクエストヘッダーは利用できません。
- emojisプロパティ
- X-Line-Retry-Keyリクエストヘッダー
- trackingIdプロパティ
# 電話番号を利用してメッセージを送る
ユーザーの電話番号に基づいたターゲティング配信を行います。
メッセージはプライバシーポリシー(2022年3月改訂) (opens new window)に同意済みのユーザーにのみ送信され、未同意のユーザーには送信されません。
そのため、指定した送信先の数よりも配信されたメッセージの数が少なくなることがあります。
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/bot/ad/multicast/phone
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
# リクエストボディ
to
ハッシュ化した電話番号の配列
メッセージの送信先(E.164形式に正規化された電話番号を、SHA256でハッシュ化した値)。
最大件数:150
messages
メッセージオブジェクトの配列
送信するメッセージ。
最大件数:5
notificationDisabled
Boolean
true
:メッセージ送信時に、ユーザーに通知されない。false
:メッセージ送信時に、ユーザーに通知される。ただし、LINEで通知をオフにしている場合は通知されません。
デフォルト値はfalse
です。
# レスポンス
# 電話番号を利用したメッセージ配信の結果を取得する
「電話番号を利用してメッセージを送る」で配信したメッセージの配信結果を取得します。
# HTTPリクエスト
GET https://api.line.me/v2/bot/message/delivery/ad_phone?date={date}
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
# クエリパラメータ
date
メッセージが送信された日付
- フォーマット:
yyyyMMdd
(例:20190831
) - タイムゾーン:UTC+9
# レスポンス
ステータスコード200
と以下の情報を含むJSONオブジェクトを返します。
status
String
集計処理の状態。以下のいずれかの値です。
ready
:メッセージ数を取得できます。unready
:date
に指定した日付のメッセージ数の集計がまだ完了していません。たとえば、配信当日や未来の日付を指定した場合に返されます。通常、集計処理は配信の翌日中に完了します。unavailable_for_privacy
:該当日の通数の合計が20通未満です。out_of_service
:date
に指定した日付が、集計システムの稼働開始日(2018年3月31日)より前です。
success
Long
date
に指定した日付に、電話番号を利用して配信されたメッセージの数。status
の値がready
の場合にのみ、レスポンスに含まれます。
# 既読API
# ユーザーからのメッセージに既読を付ける
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/v2/bot/message/markAsRead
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
# リクエストボディ
chat.userId
String
対象のユーザーID。
# レスポンス
# LINE通知メッセージAPI
# レート制限
LINE通知メッセージAPIは、Messaging APIのレート制限に準拠します。
# LINE通知メッセージが送信される条件
以下の条件をすべて満たす場合に、ユーザーに対してメッセージが送信されます。
- LINE通知メッセージの送信対象として指定した電話番号が、ユーザーがLINEに登録している電話番号と一致していること
- ユーザーがLINEに登録している電話番号が有効であること(SMSによる電話番号認証を、一定期間内に一度実施している)
- ユーザーがLINE通知メッセージの受信に同意していること
- ユーザーがLINE通知メッセージ送信元であるLINE公式アカウントをブロックしていないこと
- LINE通知メッセージの送信対象として指定した電話番号が、日本、タイ、台湾、インドネシアで発行された電話番号かつ、LINEアプリにおいて電話番号による認証を行うことができる電話番号 (opens new window)であること
- ユーザーが「LINEのプライバシーポリシー(2022年3月改訂) (opens new window)」に同意していること
LINEアプリでのLINE通知メッセージの設定について詳しくは、『LINEみんなの使い方ガイド』の「LINE通知メッセージを受信する方法 (opens new window)」を参照してください。
# LINE通知メッセージを送る
ユーザーの電話番号を指定してLINE通知メッセージを送るAPIです。
LINE通知メッセージを送る場合、Messaging APIチャネルの[セキュリティ設定]タブで、LINEプラットフォームのAPIを呼び出せるサーバーのIPアドレスを登録しないでください。リクエスト元のIPアドレスを制限した状態でLINE通知メッセージを送ると、送信に失敗することがあります。設定方法について詳しくは、「セキュリティを設定する(任意)」を参照してください。
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/bot/pnp/push
# リクエストヘッダー
LINE通知メッセージAPIでは、リトライキー(X-Line-Retry-Key
)を使ったAPIリクエストの再試行はできません。
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
X-Line-Delivery-Tag
Webhookを介して、配信完了イベントのdelivery.data
プロパティで返される文字列。詳しくは、「メッセージの送信通知を受信する」を参照してください。
最小文字数:16
最大文字数:100
# リクエストボディ
to
メッセージの送信先。E.164形式に正規化しSHA256でハッシュ化した電話番号を指定してください。
メッセージの送信条件について詳しくは、「LINE通知メッセージが送信される条件」を参照してください。
- グループトークと複数人トークは送信対象として指定できません。
- 複数の電話番号を送信対象として指定することはできません。
messages
メッセージオブジェクトの配列
送信するメッセージ。最大件数:5
詳しくは、「LINE通知メッセージAPIで送信可能なメッセージ」を参照してください。
# レスポンス
# エラーレスポンス
HTTPステータスコード400
番台のエラーと共に、エラーの情報を含むJSONオブジェクトを返します。共通仕様の「エラーレスポンス」を参照してください。
以下のHTTPステータスコード422
と共に発生するエラーは、LINE通知メッセージAPI専用のエラーです。
message
String
LINE通知メッセージAPIによる LINE通知メッセージの送信に失敗しました。以下のような理由が考えられます。
- メッセージ送信対象に指定した電話番号に紐づくLINEユーザーが存在しません。
- メッセージ送信対象に指定した電話番号は、LINE通知メッセージのサービス対象国で発行されたものではありません。
- メッセージ送信対象に指定した電話番号に紐づくLINEユーザーがLINE通知メッセージの受信を拒否しています。
- メッセージ送信対象に指定した電話番号に紐づくLINEユーザーは、LINEのプライバシーポリシー(2022年3月改定) (opens new window)に同意していません。
# 送信済みのLINE通知メッセージの数を取得する
/bot/pnp/push
エンドポイントを使って送信された、LINE通知メッセージの数を取得します。
詳しくは、LINE通知メッセージドキュメントの「送信済みLINE通知メッセージの数を取得する」を参照してください。
# HTTPリクエスト
GET https://api.line.me/v2/bot/message/delivery/pnp
# リクエストヘッダー
Authorization
Bearer {channel access token}
# クエリパラメータ
date
メッセージが送信された日付
- フォーマット:
yyyyMMdd
(例:20211231
) - タイムゾーン:UTC+9
# レスポンス
ステータスコード200
と以下の情報を含むJSONオブジェクトを返します。
status
String
集計処理の状態。以下のいずれかの値です。
ready
:メッセージ数を取得できます。unready
:date
に指定した日付のメッセージ数の集計がまだ完了していません。しばらくしてからリクエストを再実行してください。通常、集計処理は翌日中に完了します。out_of_service
:date
に指定した日付が、集計システムの稼働開始日(2018年3月31日)より前です。
success
Number
date
に指定した日付に、LINE通知メッセージAPIを使って送信されたメッセージの数。status
の値がready
の場合にのみ、レスポンスに含まれます。
# エラーレスポンス
HTTP ステータスコード400
番台のエラーと共に、エラーの情報を含むJSONオブジェクトを返します。共通仕様の「エラーレスポンス」を参照してください。
# モジュール
# モジュールチャネルの提供者の操作で連携(アタッチ)する
モジュールチャネルをLINE公式アカウントにアタッチします。アタッチするためには、LINE公式アカウントの管理者に認可を要求し、認可コードを取得する必要があります。モジュールの認可フローについて詳しくは、『モジュールドキュメント』の「モジュールチャネルを連携(アタッチ)する」を参照してください。
このAPIを利用する際には、Authorization
ヘッダーもしくはリクエストボディのどちらかを使って、モジュールチャネルのチャネルIDとチャネルシークレットを指定する必要があります。
# HTTPリクエスト
POST https://manager.line.biz/module/auth/v1/token
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/x-www-form-urlencoded
Authorization
Basic {base64({Channel ID}:{Channel Secret})}
{base64({Channel ID}:{Channel Secret})}
には、「モジュールチャネルのチャネルID」と「モジュールチャネルのチャネルシークレット」を:
で連結し、Base64でエンコードした文字列を指定してください。モジュールチャネルのチャネルIDとチャネルシークレットは、LINE Developersコンソールで確認できます。
リクエストボディ内でclient_id
およびclient_secret
を指定する代わりに、このヘッダを使ってモジュールチャネルのチャネルIDとチャネルシークレットを指定できます。
# リクエストボディ
grant_type
String
authorization_code
code
String
LINEプラットフォームから渡された認可コードを指定します。
redirect_uri
String
認証と認可のためのURLで指定したredirect_uri
を指定します。
code_verifier
String
認可コード横取り攻撃への対策としてOAuth 2.0の拡張仕様で定義されるPKCE(Proof Key for Code Exchange)を利用した場合に指定します。
RFC 7636 (opens new window)に準拠しています。
client_id
String
Authorization
ヘッダーを使用する代わりに、このパラメータを使ってモジュールチャネルのチャネルIDを指定できます。 モジュールチャネルのチャネルIDは、LINE Developersコンソールで確認できます。
client_secret
String
Authorization
ヘッダーを使用する代わりに、このパラメータを使ってモジュールチャネルのチャネルシークレットを指定できます。モジュールチャネルのチャネルシークレットは、LINE Developersコンソールで確認できます。
region
String
認証と認可のためのURLでregion
に値を指定した場合、同じ値を指定してください。
basic_search_id
String
認証と認可のためのURLでbasic_search_id
に値を指定した場合、同じ値を指定してください。
scope
String
認証と認可のためのURLでscope
に値を指定した場合、同じ値を指定してください。
brand_type
String
認証と認可のためのURLでbrand_type
に値を指定した場合、同じ値を指定してください。
# レスポンス
成功時は、ステータスコード200
と以下の情報を含むJSONオブジェクトを返します。
bot_id
String
LINE公式アカウントのボットのユーザーID。
ボットのユーザーIDは、Messaging APIやAcquire Control APIを呼び出す際に利用します。
ボットのユーザーIDは、LINE Developersコンソールで、Messaging APIチャネルの[チャネル基本設定]タブに表示される[あなたのユーザーID]ではありません。
scope
String
LINE公式アカウントの管理者によって許可された権限(スコープ)。
# エラーレスポンス
以下のHTTPステータスコードを返します。
400 Bad Request
403 Forbidden
# モジュールチャネルの管理者の操作でモジュールチャネルを連携解除(デタッチ)する
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/v2/bot/channel/detach
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
{channel access token}
には、モジュールチャネルのチャネルアクセストークンを指定してください。
# リクエストボディ
botId
String
モジュールチャネルにアタッチされたLINE公式アカウントのボットのユーザーID。
ボットのユーザーIDは、「モジュールチャネルの提供者の操作で連携(アタッチ)する」のレスポンスやAttachedイベントで取得できます。
# レスポンス
成功時は、ステータスコード200
を返します。
# エラーレスポンス
HTTPステータスコード400
を返します。
# Acquire Control API
Standby Channelが主導権(Chat Control)を取得する場合は、Acquire Control APIを呼び出します。
それまでActive Channelだったチャネルは、自動的にStandby Channelに切り替わります。
現在提供しているモジュールの仕組みにおいては、本APIを呼び出す必要はありません。そのため本APIの実装は任意となります。
本APIは現状、想定外の問題等によりチャットの主導権が切り替わった際にのみ利用します。
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/v2/bot/chat/{chatId}/control/acquire
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
{channel access token}
には、モジュールチャネルのチャネルアクセストークンを指定してください。
ボットのユーザーIDを指定するヘッダー
モジュールチャネルにアタッチされたLINE公式アカウントのボットのユーザーID。
ボットのユーザーIDは、「モジュールチャネルの提供者の操作で連携(アタッチ)する」のレスポンスやAttachedイベントで取得できます。
本ヘッダーの名前(パラメーター名)は、実際にLINEマーケットプレイス (opens new window)に参画するお客様に限定して公開しています。
# パスパラメータ
chatId
userId
、roomId
、またはgroupId
# リクエストボディ
expired
Boolean
True
:制限時間(ttl)を経過すると、主導権(Chat Control)がPrimary Channelに戻ります。(デフォルト)False
:制限時間がなく、主導権(Chat Control)は時間経過では変わりません。
ttl
Number
主導権(Chat Control)がPrimary Channelに戻るまでの時間(モジュールチャネルがActive Channelでいられる時間)。秒で指定します。最大値は1年間(3600 * 24 * 365)。デフォルト値は3600
(1時間)です。
※expired
の値がfalse
の場合は、無視されます。
# レスポンス
成功時は、ステータスコード200
を返します。
# エラーレスポンス
以下のHTTPステータスコードを返します。
400 Bad Request
403 Forbidden
404 Not Found
423 Locked
- 一定期間内(数秒程度)で、別のチャネルが主導権(Chat Control)を取得した際に発生するエラーです。
# Release Control API
Active Channelが持っている主導権(Chat Control)を、Primary Channelに返却する場合は、Release Control APIを呼び出します。
現在提供しているモジュールの仕組みにおいては、本APIを呼び出す必要はありません。そのため本APIの実装は任意となります。
本APIは現状、想定外の問題等によりチャットの主導権が切り替わった際にのみ利用します。
# HTTPリクエスト
POST https://api.line.me/v2/bot/chat/{chatId}/control/release
# リクエストヘッダー
Content-Type
application/json
Authorization
Bearer {channel access token}
{channel access token}
には、モジュールチャネルのチャネルアクセストークンを指定してください。
ボットのユーザーIDを指定するヘッダー
モジュールチャネルにアタッチされたLINE公式アカウントのボットのユーザーID。
ボットのユーザーIDは、「モジュールチャネルの提供者の操作で連携(アタッチ)する」のレスポンスやAttachedイベントで取得できます。
本ヘッダーの名前(パラメーター名)は、実際にLINEマーケットプレイス (opens new window)に参画するお客様に限定して公開しています。
# パスパラメータ
chatId
userId
、roomId
、またはgroupId
# レスポンス
成功時は、ステータスコード200
を返します。
# エラーレスポンス
以下のHTTPステータスコードを返します。
400 Bad Request
403 Forbidden
404 Not Found
# モジュールチャネル専用のWebhookイベントオブジェクト
# Attachedイベント
モジュールチャネルが、LINE公式アカウントにアタッチされたことを示すイベントです。モジュールチャネルのWebhook URLサーバーに送信されます。
timestampなど
「共通プロパティ」を参照してください。
ただし、mode
はactive
固定です。
type
String
module
module.type
String
attached
module.botId
String
アタッチされたLINE公式アカウントのボットのユーザーID
module.scopes
Array
LINE公式アカウントの管理者によって許可されたスコープを示す文字列の配列です。
# Detachedイベント
モジュールチャネルが、LINE公式アカウントからデタッチされたことを示すイベントです。モジュールチャネルのWebhook URLサーバーに送信されます。
LINE Official Account ManagerでLINE公式アカウントを削除する操作をしたときは、モジュールチャネルはデタッチされません。
削除する操作をしてから3か月が経過し、LINE公式アカウントの分析データを含むすべての情報が完全に削除されると、自動的にデタッチされます。
timestampなど
「共通プロパティ」を参照してください。
ただし、mode
はactive
固定です。
type
String
module
module.type
String
detached
module.botId
String
連携解除されたLINE公式アカウントのボットのユーザーID
module.reason
String
連携解除された理由
bot_deleted
:LINE公式アカウントの分析データを含むすべての情報が完全に削除されました。
# Activatedイベント
Acquire Control APIを呼び出して、モジュールチャネルがActive Channelに切り替わったことを示すイベントです。モジュールチャネルのWebhook URLサーバーに送信されます。
Acquire Control APIで指定した有効期間がきれて、主導権(Chat Control)が切り替わった場合は、Activatedイベントは送信されません。
timestamp、sourceなど
「共通プロパティ」を参照してください。
ただし、mode
はactive
固定です。
type
String
activated
chatControl.expireAt
Number
“active”が維持される期限。
# Deactivatedイベント
Acquire Control APIまたはRelease Control APIを呼び出して、モジュールチャネルがStandby Channelに切り替わったことを示すイベントです。モジュールチャネルのWebhook URLサーバーに送信されます。
Acquire Control APIで指定した有効期間がきれて、主導権(Chat Control)が切り替わった場合は、Deactivatedイベントは送信されません。
timestamp、sourceなど
「共通プロパティ」を参照してください。
ただし、mode
はactive
固定です。
type
String
deactivated
# botSuspendイベント
LINE公式アカウントが一時停止状態(Suspend)になったことを示すイベントです。モジュールチャネルのWebhook URLサーバーに送信されます。
このイベントを受信したときは、以下のような処理を行うことを推奨します。
- モジュールチャネルの管理画面に「LINE公式アカウントが利用できない状態になっているため、この管理画面は利用できません」といったメッセージを表示し、管理画面の利用を停止する。
- いったん一時停止状態になっても、一時停止状態から復帰する可能性(botResumeイベントを受信する可能性)があります。すべての情報を保持しておくことを推奨します。
Primary ChannelにはbotSuspendイベントは送信されません。
botSuspendイベントを受信したあとでDetachedイベントを受信した場合は、LINE公式アカウントがモジュールチャネルの利用を停止し、契約を解除したことを示します。
timestampなど
「共通プロパティ」を参照してください。
ただし、mode
はactive
固定です。
type
String
botSuspended
# botResumedイベント
LINE公式アカウントが一時停止状態から復帰したことを示すイベントです。モジュールチャネルのWebhook URLサーバーに送信されます。
このイベントを受信したときは、モジュールチャネルの管理画面で「LINE公式アカウントが利用できない状態になっているため、この管理画面は利用できません」といったメッセージを非表示にし、管理画面の利用を再開することを推奨します。
Primary ChannelにはbotResumedイベントは送信されません。
timestampなど
「共通プロパティ」を参照してください。
ただし、mode
はactive
固定です。
type
String
botResumed
# モジュールをアタッチしたボットのリストを取得する
# HTTPリクエスト
GET https://api.line.me/v2/bot/list?limit={limit}&start={continuationToken}
# リクエストヘッダー
Authorization
Bearer {channel access token}
{channel access token}
には、モジュールチャネルのチャネルアクセストークンを指定してください。
# クエリパラメータ
limit
基本情報を取得するボットの最大個数を指定します。デフォルト値は100
です。
最大値:100
start
継続トークンの値。レスポンスで返されるJSONオブジェクトのnext
プロパティに含まれます。1回のリクエストでボットの基本情報をすべて取得できない場合は、このパラメータを指定して残りの配列を取得します。
# レスポンス
成功時は、ステータスコード200
と以下の情報を含むJSONオブジェクトを返します。
bots
Array
ボットの基本情報を表すBot list Item objectの配列。
bots[].userId
String
ボットのユーザーID
bots[].basicId
String
ボットのベーシックID
bots[].premiumId
String
ボットのプレミアムID。プレミアムIDが未設定の場合、この値は含まれません。
bots[].displayName
String
ボットの表示名
bots[].pictureUrl
String
プロフィール画像のURL。「https://」から始まる画像URLです。ボットにプロフィール画像を設定していない場合は、レスポンスに含まれません。
next
String
継続トークン。ボットの基本情報の、次の配列を取得するために使用します。このプロパティは、取得しきれなかったボットの基本情報が存在する場合にのみ返されます。