既読API(旧)

既読をつける新しいエンドポイントを使用してください

既読API(旧)は引き続き使用できますが、ユーザーからのメッセージに既読をつける処理をこれから実装する場合は、Messaging APIの「メッセージに既読をつける」エンドポイントを使用してください。「メッセージに既読をつける」エンドポイントは申請なしに使用でき、またチャット機能との併用も可能です。

オプション機能を利用するには手続きが必要です

本ドキュメントに記載の機能は、所定の申請等を行った法人ユーザーのみがご利用いただけます。自社のLINE公式アカウントでご利用になりたいお客様は、担当営業までご連絡いただくか、弊社パートナーにお問い合わせください。

概要

既読API(旧)を利用すると、特定のユーザーから送信されたすべてのメッセージに「既読」を表示できます。

自動既読設定機能の無効化について

LINE公式アカウントは、ユーザーからメッセージを受信したときに自動的に、「既読」を表示する設定になっています(自動既読設定機能)。ただし、既読API(旧)を使用する際は、この設定が無効化されます。

その結果、既読API(旧)を使用するLINE公式アカウントでは、既読API(旧)のリクエストを送信しない限り、ユーザーからのメッセージに「既読」が表示されなくなります。

既読を表示するタイミングについて

ユーザーから新しいメッセージが送信されたときに、必ず既読API(旧)のリクエストを送信することを推奨します。リクエストを送信する前にユーザーにメッセージを送信すると、ユーザーの画面には「既読」が表示されないまま、LINE公式アカウントからメッセージが送信されたように見えます。

チャット機能との併用について

LINE公式アカウントでは、LINE Official Account ManagerやLINE公式アカウント管理アプリのチャット機能でユーザーに応答できます。

このチャット機能と、既読API(旧)は併用できません。既読API(旧)の利用を開始した場合、チャット機能が利用できなくなってしまうため、注意してください。

失敗した既読API(旧)のリクエストを再試行する

既読API(旧)のリクエストを送信した際に、ステータスコード500番台のエラーが発生したり、リクエストがタイムアウトしたりした場合は、リクエストを再試行してください。

なお、リクエストの再試行が成功するまでの間にユーザーから新しいメッセージを受信した場合、新しいメッセージを含むすべてのメッセージに「既読」が表示されることに注意してください。

リファレンス

API仕様について詳しくは、『法人ユーザー向けオプションAPIリファレンス』の「既読API(旧)」を参照してください。