LIFFブラウザやLINE内ブラウザでは、Googleアカウントによるソーシャルログインができません。これは、GoogleのOAuth 2.0 Policiesにおいて、WebViewからGoogleへの認可リクエストが禁止されているためです。
そのため、LIFFブラウザやLINE内ブラウザで、Googleアカウントによるソーシャルログインを行おうとすると、ステータスコードが403、エラーコードがdisallowed_useragentのエラーが表示されます。
403
disallowed_useragent
LIFFブラウザやLINE内ブラウザでは、ネットワーク経路上でSSL/TLS証明書に問題がある場合、エラーとなりページが開けないことがあります。以下は、ページが開けなかった場合に表示されるエラーメッセージの例です。
なお、アクセスしたページの証明書に問題がなくても、ページに含まれる外部リソースの読み込みで証明書に問題があった場合、エラーメッセージが表示されることがあるため注意してください。たとえば、以下のように<script>要素のsrc属性に、証明書に問題があるサーバー上のパスを指定した場合、エラーメッセージが表示されることがあります。
<script>
src
<script charset="utf-8" src="{証明書に問題があるサーバー上のパス}"></script>
Safari、Chromeなどの外部ブラウザ上でLIFF URLにアクセスしても、ユニバーサルリンクやアプリリンクが動作せずにLINEアプリ上でLIFFブラウザが開かないことがあります。これはユーザーが利用するOSの仕様によるものです。また、LINEアプリ以外のネイティブアプリ上でLIFF URLにアクセスした場合、外部ブラウザとLIFFブラウザのどちらでLIFFアプリが開かれるかは、そのネイティブアプリのWebView仕様に準拠します。
これらの理由から、LIFF URLにアクセスした場合にLIFFアプリがどの環境で開かれるかは保証していません。
詳しくは、『LIFFドキュメント』の「LIFF URLにアクセスした際にLIFFアプリが開かれる環境について」を参照してください。
LINEでは、ウェブサイトのOpen Graphタグを使用してURLプレビューが生成されます。
LINEで使用される3つのOGPタグ:
<meta property="og:title" content="LINE : Free Calls & Messages">
<meta property="og:description" content="LINE is a new communication app">
<meta property="og:image" content="http://static.naver.jp/line_lp/img/ogp.png">
URLプレビューの例:
OGPの設定をしていない場合でも、URL内の記載の任意の文言・画像などが自動取得され、URLプレビューが生成されます。
たとえば、Titleは、og:titleの情報がなければ、titleタグ内テキストが読み込まれます。Summaryは、og:descriptionの情報がなければ、descriptionタグ内テキストかbody内のテキストが読み込まれます(該当の情報がなければ、何も読み込まれないこともあります)。
og:title
og:description
なおLINEで使用されるのは上記の3つのOGPタグのみです。それ以外のOGPタグからの情報はURLプレビューに含まれません。
この動作はAndroid/iOSなどのOSの仕様に依存するものです。
LINEアプリ側で制御しているものではありません。
テキストメッセージのURLをリンクにする動作は、Android/iOSなどのOSの仕様に依存しており、LINEアプリ側で制御しているものではありません。このため、テキストメッセージ内のURLがリンクにならないことがあります。
なお、テキストメッセージに含まれるURLの前に半角スペースや改行などを追加することで、有効なURLとして認識される場合があります。